御礼肥え~。
昨日と今日は朝から御礼肥え♪
農家用語???なのかな。
花を咲かせ、実を実らせた後に施す肥料のことです。
お疲れさま、また来年もよろしくね、の気持ちをこめて
一本一本に撒いていきます。
一般的な慣行栽培で使用されている化学肥料は
即効性はあっても土本来のちからがなくなるし、
有機でも動物性のものは、においが苦手なので
寿梅園では使っておりません。
肥料や栽培については、浜松オーガニックマーケットの
信頼できる先輩たちにアドバイスをいただいています。
●圧搾菜種油粕
遺伝子組み換えでない菜種の種子を
昔ながらの製法で圧搾したもの。
ヘキサン溶剤で抽出する油粕と異なり
ミネラル分が多く含まれている有機質肥料。
●草木灰
草木の成分を灰にして凝縮したもの。
貝化石と廃蜜糖も含んだ天然系肥料。
御礼肥え時期以外には
梅の剪定枝チップを堆肥化したもの、
除草した畑内の雑草、
を定期的に投入しているので
これらが梅畑のなかに蓄積していきます。
今はまだ、土が柔らかいところ、固いところが
混在しています。
そのために、補助として菜種粕や草木灰を
散布していますが、
ちかいうちにすべての土がふかふかと
柔らかくなってくれることを願っています。